イランの主食はパンかライス。
ややこしいのですけども、イランの「パン」は私たちが思う「ナン」のような形状です。「ナン」ではないの??と思うのですが、彼も「パン」と言います。
ちなみに、いわゆる「スパゲティ」は「マカロニ」と言います。私たちが思う「マカロニ」はサラダなどに使われることが多いでしょうか。
先月の投稿→「みんなパンが好き」、そう、イランでもみんなパン(ナン)が大好きです。
イランではバケットやカンパーニュのようなパンはほとんど見かけないかな。いわゆるパン屋さんらしきお店はありますが、画像のようなコッペパンのようなものか、甘い甘いドーナツやデニッシュのようなパンが並んでいるような。もう少しテヘランなどの都会に行ったらあるのかもしれませんね。
このコッペパンのようなパンは昼食などに食べることがありますが、中心部(柔らかいところ)は出します。(捨てちゃう。。。)中を空洞にして、何か詰めるか挟むか、をして食べていました。
イランのパンは主に3種類。焼き方が違うので、1軒のパン屋さんで1種類しか焼きません。朝、昼、夜、その日の食事に合わせて買いにいくパン屋さんを選んでいました。
「サンギャク」
窯の中に小石がたくさん敷き詰められ、その上にベローンと生地を乗せて焼きます。ピザ窯のような感じでしょうか。カリカリサクサク。1m以上あるようなとっても大きいものもあり、最近は香草を練り込んだ生地なども人気のようです。焼きあがるのを店先で待って、アツアツを買うので車にそのまま乗せて持ち帰ったりします。
「バルバリ」
生地は少し厚め。一番、パンに近いかもしれません。私はゴマがかかっているものが大好きです。もっちりサクサク。これも焼きたてを持ち歩くので、ついつい食べてしまいます。
かじった後
焼台は奥がオーブンのようになっていて、下のプレートが回転し、焼き色を見極めて熱々を引き上げます。店先には「オープンしてるよ~~」とすぐにわかるように、朝一で焼いたパンをぶら下げていて可愛いかったです。
「ラヴァーシュ」
最も生地が薄く、何枚もまとめて買います。お肉やクリームチーズなどを巻いて食べたり、人によってはライスを巻いて食べたりしていました。お米を炊くときに下に敷いて炊いたりもします。BBQのときはお皿代わりになったりして、万能な役割を果たします。
ちなみにライスはこんな感じにケーキ状にして出されたりもします。
炊いた鍋ごとお皿にひっくり返すのです。この綺麗なコゲ具合は熟練主婦の技です。笑!みんなこの油をたんまり含んだおコゲが大好きです♪
イランの食事の際にはペルシャ絨毯の上に「ソフレ」を敷きます。色柄が豊富でお宅訪問のたびに違い、ナプキンとのコーディネートも楽しみです。
さりげなくコーディネートされている。。
この「ソフレ」はとても便利♪ポムベのオンラインショップでも取り扱っていますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
以前、ソフレについて書いた内容はこちらから。
さてさて、次はいつイランにいかれるのでしょうねえ・・・と昨日もイランと電話でやりとり。結婚式や滞在時の写真をとても懐かしく見返しました。
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