パリジェンヌといえば、花の都パリに住み、ファッションもインテリアも洗練されて、毎朝カフェ先でカフェオレとバゲットとお喋りを楽しんでいるイメージ。
日本では、パリ関連のコンテンツは軒並み人気。私もパリの街並みは大好き。なんといっても、1人でフランスに写真を撮りに行きたいというのがフランス語を習い始めた動機でもある。
そんな私が、フランス語を始めて2年後には1人でフランスを訪れるようになったわけで、人生って不思議。だからと言って、フランス語が話せるようになったのかというと、そこはそうでもない。
パリに住む友人は、フランスにいくといつも私に
Tu es maintenant Parisienne!(あなたは今日からパリジェンヌ!)
といってくれるのだけれど、私の心はちょっと微妙。
なぜなら。。。どうしたっておしゃれな格好をできないから。
持ち物:一眼レフ(一応小さめ6D)。レンズ。身の回り携帯品。
結果、いつも重い大きな荷物。
旅先で写真を撮ることは、実は重労働。特にパリはスリも多く、そういうトラブルを警戒しつつ、一眼レフを持って1人延々と歩くのは本当に疲れる。機内持ち込み荷物も多くなるので、荷物検査の時時間かかるし、移動も楽ではない。
一眼レフは重いので、やはりバックパックになる。お財布はショルダーみたいなのに入れないと取り出しにくいし。バックパックでカメラという出で立ちは、私はアジア人ツーリストだと言いながら歩いているようなもの。せめてアジア人じゃなければなと、いつも意味のないことを思っている。
ちなみに、スリは意外と若い女子達だったりする。あとは子供連れの家族とか。やはり雰囲気はヨーロッパの人ではない。バックパックは前に抱えて持ったほうがいい場合も。(余計ツーリストっぽいからやだけれど)
フランス人と一緒なら平気という、これまた不条理もあり。
しかしやはり、行く先の景色は切り取っておかないと後悔するほど、どこも絵になる街。こんな面倒くさがりの私が、結局カメラを手放せなことがいい証拠。
夢の、ハンドバッグひとつでおおシャンゼリゼを口ずさみ、身軽に歩き回りたいという願望はありつつも、見た目からパリジェンヌになることは、この先当分難しいだろうと思う今日この頃なのです。
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