イランの観光地、エスファハーン。かつて、政治・経済・信仰のすべてが集約した最高の広場を造ろうと、宮殿・寺院・バザール、橋、などの都市計画のもとにその栄華を誇った地域。
それを目にしたヨーロッパからの商人や外交使節は
「Esfahan Nesf-e Jahan エスファハーン・ネスフェ・ジャハーン(エスファハーンは世界の半分)」
という言葉で称賛したそうです。
今でもその名残があり、伝統工芸品の立ち並ぶバザールや歴史の深さを感じる世界遺産の宝庫です。
世界遺産:マスジェデ・エマーム(王の寺院)
世界遺産:マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー
世界遺産:アーリー・ガープー宮殿
この音楽堂が見どころで、音を効果的に吸収して美しい演奏を楽しむために計算してその空洞を空けているそうです。木製のように見えるのですが、すべて漆喰で作られています。
そのバルコニーからはエマーム広場が一望できます。
かつてのシャー(王)はここからPOLO観戦をしたとか。馬車もあり、観光客のために1周回ってくれます。
近くのザーヤンデ川にかかるいくつかの石橋も有名です。
スィー・オ・セ橋
穏やかに川面に移る橋も美しい。
ハージュー橋
観光客でにぎわう橋だけれども、柵も何もありません。その先はかなり下にすぐ川が。。。
イランならでは、「落ちたら、落ちた人が悪い。危ないなら気を付けてよ。変な柵付けたら外観を損なうでしょう。」と言わんばかりの空気感が好ましい。笑!!
あ、これは私の勝手なイメージです。
ヨーロッパからの観光客が年々増えているようです。歴史の奥深さを感じるイランの建築や伝統工芸品。
手を加えすぎず、そのままに感じられる素敵な観光地です。
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