距離を取りましょう、と見慣れた企業のロゴマークで啓蒙されている様子はデザインとして見慣れなく、面白い。その違和感がいいアイコンなのですね。
象徴的なアルバムジャケットを「人との距離を6feetを維持する」とリデザインして表現しているとか。ユニークです。(*画像はサイトより拝借しました。元のジャケットとの比較はサイトにて。きっと見たくなるはず??)
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6feetcovers

距離をとる
6feet=182cm程度なので2mぐらい?「一間」ですね。笑!
ほどよい距離感、SNSや人間関係においても、発言したいことが言いやすい距離感を保つことが必要なことなのかもしれません。自分のことは見せずに他人の批判ばかりが目立ちますから。。。さまざまな意見は寛容に受け止めたいものです。
それにしても、これほどまでに世界で同じ話題になることはないですよね。できればもっといい話題だったらよかったのですが。
海外に住む親族や友人からもメールやLINEのやりとりでリアルな状況が聞こえてきます。
イランの家族
イラン滞在のときに一緒に過ごしているエビさん家族、息子が二人おりますがそれはそれは17歳、14歳とやんちゃなとき。
日本と同様に数週間もおとなしく家に居られるわけもなく。。。言うことも聞かずに外出してしまうようで、お父さん(エビさん)とは毎日大ゲンカとか。自分がコロナにかかったらお前たちのせいだ、と脅しているようです。
春分の日が新年だったので、より一層です。新年の挨拶の電話で、子供たちは彼にも怒られていました。新年の挨拶の行き来(おそろしい回数、親族の家に行くのです)はもちろん自粛したようです。日本の花見のように1年の行事の中でとても楽しみにしているノウルーズ(新年)、本当に残念な様子でした。
彼のすぐ上の姉は持病もあるので、3か月近く家からでていないとか。。。運動不足が気になるところです。ヨガの動画でも送ろうかしら。
スイスの友
ティチーノというエリアに住む彼女のご主人はドクターです。感染者数の多いイタリアに接していることもあり、何事もスイス国内で一番乗りな危険度と言っています。。。
先日まで学校閉鎖、65歳以上の外出禁止、食糧品店、ガソリンスタンド、薬局以外の全ての経済活動がストップしているとのことでしたが、とうとう今日は無期限に一切の経済活動が停止になったそう。もちろん補償は当たりまえに!
ご主人が働く病院は国内初の感染者受け入れ病院になっているそうで、果敢にも、ご主人はこのミッションに奮い立ち、最前線で働いているとか。。。
彼女の様子はいたって冷静。ドクターの妻の覚悟なのでしょうか。
本当に・・・「尊敬」の一言です。
医療に従事してくださる方のためにも、通院を余儀なくされる病気を持つ方のためにも、ひとりひとりの意識が大事なとき。
日本の学校は終業式とか卒業式とかで1日だけ生徒を集めたらしいとご主人に言ったら、「日本人クレイジー!」と驚いていたとか。症状が出にくい子供間の感染から家族にうつすといった事例も多いそうで、子供が歩いているとまず距離をとっているそうです。。。
NYの友
デザイナーの友人は3月に日本に一時帰国する予定でした。どんどん感染は広まり、あっという間に「帰れなくなった」と連絡あり。。。
こちらも近いうちに、、、と不安な声に、日本人は真面目だから大丈夫だよ、と言っています。籠り始めてからが精神的にも経済的にもやはり厳しいそうです。
今はそれぞれの地でできることをしてじっと耐えるしかない。。。
私たちが暮らす日本は?
初動ミスから始まって、現在に至ってしまった今。日々、リアルな数字が気になるところです。
本当の情報はリアルには開示されない。3.11のときに痛いほど学びました。あの時を境に情報を得るときはSNSや世界の視点から得ることに傾いたと思います。
まとわりつく妙な情報には惑わされないように、冷静に見極めて、そして「これ幸い」とこのことに隠れてしまうことにも目を向けて行動していきたいものです。
皮肉にも「軍事力をいくら誇示したところで命は救えない状況」
本当にそのとおりですね。終息したのち、これだけのことを経験してもまだなお誇示をするのでしょうか。目覚めるリーダーを、どうか。
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