なんとなく見上げてスッキリしない気持ちになるときがあります。
空や雲はきれいなのに、なんででしょ?
スッキリ気分がいい時ってどんな時だろうと考えてみる。
- イラストレーターで矩形を移動して上や横のオブジェクトに並んだ一瞬にラインが表示される。
- ガイドへの吸着。望んだレイアウトで矩形で写真をマスクした時。(またイラレネタで失礼)
- 引き出しや扉を開けた時に、バランスよく同じサイズの収納ストレージが並んでいる。
- 本棚の本がサイズごとに並んでいて背表紙の全面が同じ位置になっている。
- キッチンの収納が全て壁面に並び、家電も主張しない。
- 同じ質感、同じサイズ感、同系色にまとまっている海外の街並み。
物事や空間の大小はあれど、なんだか揃えるということは、見た目の整列バランスに加え、心がスッキリして気分が良くなることに大きい影響を持つことを感じる。
建物の前の道に対して、建物の前面が揃っていると見た目美しくみえるのは、空間バランスの基本なのかな。建物的にはプロではないので、そういったセオリーがあるかはわからない。でも、海外には日本よりも景観を守るための決まりがあるのは事実。
気にしなければ気にならないことではありますが、写真を撮っていたり、街中を線で見ているとよくそう思う。海外では、電線がなかったり、建物の素材感や色味を統一している国が多いので、更に綺麗にみる。揃えるマジックです。
さすがに、この日本の街中にある電線をなくすのは難しい。(特定の地域以外にやるとなると、相当な時間と予算が必要だそう)建物を今からこの高さに揃えるとかもありえない。今後建てるものに関しては何らかの整備があるといいけれど。
そうそう、子供の頃片付けの苦手な私に父がこっそり言いました。
「物は縦横揃えておけば、なんとなく綺麗にみえるんだぞ。」
母に片付けるように言われ続ける私を見かねて、彼は私の本や雑誌を縦横きれいに積み上げたのでした。(自分でやらないという)
とりあえず、目の前のテーブルやデスクにあるものを、縦横揃えておいてみることから始めると、心も整頓されて新しいアイデアや楽しい気分になるかもしれません。隙間がないと風通しも悪くなるというし、気持ちを整えるためにまずは近場から。試しにやってみよう。
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