少し前のことですが、SNSでキッチンペーパーで作る「折り紙マスク」を見かけました。ちょっと作ってみたくなりました。画像は下記のYouTubeより。(作ったものではありません・・・。笑!)
ORIGAMI MASK
マスクはやっと供給が増えてきているのを見かけるので、もうそれほど必要ないかもしれませんが、簡単に出来そうですのでいざというとき用にはいいのかも。折り目正しいものを見るとホっとする。。。清潔感も感じます。
はて?アベノマスクはいつ届くのでしょうね。届くのかな?
どなたかがおっしゃっていましたが、汚れたマスクや対応の遅さは私たちが大切に思われているかどうかがそこに見え隠れする、というようなことを言われていましたが本当にその通りだな。。と思います。
この折り紙マスクを見て思い出したのですが、イラン長期滞在はこれまでに3回ほど。2回目以降は必ず「折り紙」を持っていくようにしています。
最初の長期滞在のとき、基本的に男女別室になることがまだ多かった(←だんだん変わってきています)ので、言葉もわからない私は食後のお茶の時間などに、食べた後のチョコレートの紙で鶴を折ったりしていたのですよね。小さい紙で折った小さな鳥はびっくりされ、大好評でした。
イランでの結婚式を終えたら、新婚旅行として帰りはスイスに寄ろう、と決めていたのですが、ビ、ビザはそう簡単に発行されることはありませんでした。。。
なので、行きやすいトルコ旅行が急遽決まり、何もわからないのでガイドブックを送ってほしいと友人に依頼したら、ブログを読んでいてくれていた友人は「折り紙」もその中に入れて送ってくれたのです。
綺麗な柄や色とりどりな折り紙はイランの子供たちにも大好評!
そして千羽鶴を教えました。まあ、鶴しか折れないのですが。。。
ペルシア語で「鳥」全般は「パランデ」といい、折りあがるとみんな口々に「パランデ」、「パランデ」と私に見せてくれました。
宗教観や祈りの気持ちが高いからでしょうか、「日本では祈りを込めてこれを1000羽折って贈るのよ。」と伝えると目を丸くして「ほおお~~~。。。」とみなさん溜息でした。
印象にとても残っていたようで、2度目に訪れたときにも折り紙を持っていくと子供たちは楽しそうに「覚えているのよ」という感じに私に折って見せてくれました。その様子にとても感動したのを覚えています。
子供たちの評判?を得るために(笑!!)もっといろいろな動物や花が折れるといいけれど、折り鶴だけでよかったのかもな、とそのとき思いました。
これしか作ら(れ?)なかったので・・きっと印象にも残っていたのでしょうね。
いつかオトナになって、もっと広く世界を見るようになったとき、日本に興味を持ってこの折り鶴の意味を深く知ってもらえたらいいな、と思うのでした。
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