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スイスのクリスマスswitzerland, world

スイスのクリスマス

2017-12-01

フランスにほど近いローザンヌに住むRikaさんからスイスのクリスマスの様子が届きました。

スイスではどのようにクリスマスを迎えられるのでしょうか。

・・・

ドイツ、フランス、イタリアなどの国々に囲まれているだけでなく、言語もドイツ語、フランス語、イ

タリア語、ロマネシュ語の4つが公用語になっていて、各々の習慣や文化は大体どの言語を話すか?祖先のバックグラウンドはどこか?ということによって違っています。

例えば今私が住むローザンヌはフランス語圏にあるヴォー州にあり、宗教的にはプロテスタントだったり、夫の出身地であるルガーノはイタリア語圏のティチーノ州でカソリックの州。宗教的な祝日などは州によって違ったりして、スイスはまさに色々な文化が融合して成り立っている国なのです。

そんなスイスのクリスマス事情はここ10年、かなり変わってきています。

ドイツ、フランスから影響を受けた「クリスマスマーケット」というイベントが各地で盛んになってきていて、臨時のスケートリンクも設営されたり、子供はもちろん大人がヴァンショー(ホットワイン)片手に、しっかり着込んで屋外の立ち飲みスタイルで牡蠣とシャンパンやラクレットなどに舌鼓をうつ、なんていうのもすっかり名物になっています。

とにかく大人(かなりお年を召した方々も!)も夜な夜な雪空の中、楽しく過ごせるこのイベントは街から市民への贈り物という意味合いで始まったとも言われていて、年の終わりに心は豊かに、どこかみんな優しい表情になります。

また、これもスイス特有、ということではないのですが、

クリスマスの準備の一つ、「アドベントキャンドル」というイベントがあります。

生活に感謝し、来年も豊かに過ごせるよう、愛と平和を祈りながら毎週日曜日に一本づつキャンドルを灯して、いよいよクリスマス前に4本のキャンドルが灯されます。

これは教会や家庭でも行われているもので、だんだんとキャンドルが増えていく様子は華やかさと厳かさにあふれ、暖かいけれどどこか身が引き締まるような感覚を覚えます。

クリスマス前に友人や同僚たち、家族へクッキーを作ってプレゼントするという習慣もあります。

種類は7種類という人も入れば、私のママは15種類作る!なんて人もいるのですが、とにかくたくさんの種類のクッキーをラッピングして配り、お互い交換になることも多々あります。

余談ですが、10年前に抹茶クッキーを作ったら黴てない??(笑!!)などと言われたのですが、今では抹茶自体がすっかり市民権を得て、私が作った去年のクッキーの中でも抹茶クッキーは1、2を争う大人気のクッキーでした。

クリスマスイブ、クリスマスの過ごし方は、まさに日本のお正月のように家族とゆっくり過ごします。

食事はこれまたどこの出身かによって、または家族によってかなり違います。

こちらの人にとって欠かせないスイーツもドイツ語圏だと「シュトーレン」、フランス語圏だと「ブッシュドノエル」、イタリア語圏だと「パネットーネ」というのがクリスマスのドルチェなのですが、今はスイス国内どこでもどれも探せるので、好きなものを選んでいます。

また、最近はクリスマスイブに「フォンデュ・シノワーズ」という日本のしゃぶしゃぶ的な、熱々のブイヨンを専用のお鍋に準備してテーブルに置き、各自でお肉に火を通し、マヨネーズベースの様々な味のソースで頂くというお料理をする家庭 が多いようです。

翌日のクリスマスランチもあり料理係は大変なので、準備が 簡単でなんか楽しい、この「フォンデュ・シノワーズ」はイブに最適なのかもしれませんね。

そして最後にクリスマスミサ。

イブの夜、25日になる真夜中の12時からと、25日の午前中と2回行われます。

教会からはミサの時間を知らせる鐘が鳴り響きます。

教会もカソリックか、プロテスタントか、はたまた別の流派かによって行く場所も変わり、ミサの内容も変わるようです、、、というのは私の義両親はとても敬虔なカソリック信者なのでもちろん参列するのですが、残念ながら私の夫はそうでもなく、未だに一度も見てみたことがありません。多分、こういう個人主義なところも少しスイスなのかもしれません。。。

今年もスイスのクリスマスシーズン、始まりました。食べる、飲む、だけでなく、今年こそミサも初参列できたらと思っています。

・・・

クリスマスを迎えるまでの様子が伝わってきてワクワクしますね。

鐘の音を聞きながら、「フォンデュシノワーズ」いつか本場で食べてみたいです!!

クリスマス クリスマスマーケット スイス ローザンヌ
by Kimie Suzuki Arabgari 
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