私の父は若かりしころ、比較的キッチンツールにこだわるタイプだったな~と思います。
焼きたてのパンが食べたいといち早く「パン焼き機」を購入したり、
ハムを美味しく食べたいと「ミートスライサー」を使ってみたり。
珈琲は「サイフォン」で淹れるのが一番美味しい、とサイフォンのセットがいつもダイニングテーブルにありました。
私も幼いころからこのサイフォンで淹れる珈琲の手順を見るのが大好きで、下の器のお湯がすべて上がった瞬間、コポコポと挽いた豆が躍り、アルコールランプの火をガラスの蓋で消すとじんわりと下へ珈琲が落ちていく。
そんな一連の様子をじ~~~っと見ていたものです。
いつのまにかそんな記憶は薄れ、それほどコーヒー熱もないまま年月が流れ、私もペーパーで淹れることが普通になり、あまりこだわりなく毎日コーヒーを飲んでいました。
ふとあるとき、懐かしい記憶がよみがえってきて「サイフォンでゆっくり珈琲を淹れたいな~~」と思い立ちました。
久しぶりにサイフォンのセットでも買ってみるかな~~と軽い気持ちでインターネットで検索が始まり、いろいろな形状を探しました。
これがいい!!と思える形になかなか出会えず、そしてひとつの難点はあの「コポっ」となる瞬間の丸いフィルター部分は布が多いのですが、コーヒーの豆の油で黒くなっていき、イマイチ衛生的でないのが嫌だな~~と思っていたのです。
私の検索欲に拍車がかかり、グルグルとググっていました。
そして、運命の出会いが・・・☆
見つけた瞬間、「これだ~~~~っ❤❤❤」と一目惚れ。
優秀なことに、懸念していた間のフィルターの部分はガ・ラ・ス♪
全体的なデザインも美しい。。。ホレボレ。。。
なんとも言えないムダな収納スペースを必要とする流線形。
それもたまらんのです。
とても洗いにくいのですけど、そんな手のかかるところも愛おしい。笑!!
魅力はそれだけでなく、しっかりとした仕事ぶり!!
何よりもその「味」がしっかりと発揮されます。
私はペーパーではあまり上手に淹れられなくて、いつも安定しない味。。。
サイフォンだと購入するときに解説されている豆の表現がそのまま感じられるのです。
そして、さらに素晴らしいのは珈琲だけでなく紅茶やハーブティーもこれで淹れると美味しい~~~。
茶葉がしっかりと踊るので、紅茶の味もしっかりと引き出します。
日本ではAmazonや楽天などでも購入できますが、とてもお高いので個人輸入しました。。。
ちなみに初めての個人輸入でした。笑!!
この満足感はその価値ありです。
日々に美味しい一杯を。
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