前回の「今週のマッチ」エゴンシーレの作品のマッチ、よかったですね。私もエゴンシーレ、好きです。(実際にその時出会ったら、おいおい・・・と思いそうなあの人物。芸術家と愛の物語って本当に多いです。)ウィーンを旅してレオポルト美術館(LEOPOLD MUSEUM)にふらりと立ち寄ったと言ってみたい。。。
ふらり立ち寄った公園
ふらりと立ち寄ったシリーズで(勝手にシリーズとか言っていますが)、私が記憶に残っているのは、パリの「モンソー公園」。友人に、「すっごい素敵な公園だから、行ってみて!」と言われ、とある日の朝にしばらくここで過ごしました。
私の友人は、日本人にフランス語を教えているのでパリ中を飛び回っています。ある日の朝、彼女は朝7時前に家を出るというので、私も一緒に出かけました。日本ではそんな朝からふらりと出かけることなどまず無いのですが、海外に行くとそんなこともしてしまう。不思議。
とにかく歩けるパリ
モンマルトルの坂を下り、コーランクール通りをとにかく歩く。パリはとにかく歩く。歩ける。歩いていると面白い。ですが、かなりの時間歩くので覚悟は必要。お昼頃にパッシー駅あたりで待ち合わせをしたので、マップを見て、真っ直ぐ歩いて凱旋門も超えて行けば着く。と考えた私。真っ直ぐだけれど。確かに・・・(結構距離がある)
通りすがりのモンマルトル墓地を見て、「ここは好きじゃない」と友人は言いました。日本人から見ると外国人墓地はそこまで暗く感じないのですが、私たちが日本の墓地を見る感覚と同じなのだろうと思います。
早朝のパリの景色
友人と別れ、1人で歩くのですが、朝のパリ市内の光がすごく素敵で。肌寒い中、ひと気もまばらな景色は、建物や色がより鮮明にキラキラと見えたのです。人がいる景色もいいのですが、静かで建物が荘厳な雰囲気を出しているので、朝の光が映えること。
そんな中、おすすめのモンソー公園に到着。公園のフェンスがずっと続く道を入り口の方へ歩きます。フェンス越しに見える公園の中にはジョギングをしている人の姿。
公園の入り口に到着しました。この門扉も素敵。全体が美術館のような公園です。フランスでよく見る、ワイヤーのワンコがスタスタ。きっと飼い犬だと思うのですが、ノーリードで。うちの子たちには到底無理な技。
朝陽と公園と自然と椅子とジョギングをする人たち。静かな中で、周回してくる人たちのザッザッという足音と、ちょっと上がった息遣いだけが聞こえる。たくさん人がいるのに、集中して瞑想できちゃいそうな雰囲気です。(私はしてないですが、もちろん。)
先ほど、美術館みたいな公園と書きましたが、ここはその通り、自然やお花、そしてモニュメントなどが設置されているまさにそういう公園なのでした。
入り口にあるこの素敵な建造物はお手洗いなのですが、地図に「Toilettes publiques de la rotonde du Parc Monceau」と載っちゃうほどのお手洗いです。日本でさすがに、トイレは撮ったことないなぁ。実はパリでは結構お手洗いが写真におさまっているという。後で見て、驚く。たまにパネルになって驚く。笑。実に景観と馴染んでおります。
園内の至るところに、こうしたモニュメントが。ひとつひとつ意味があるとは思うのですが、そこまで調べられず。
ジョギングのやりがいのある公園だと思います。走っている人も気持ち良さそう。
パリの街中で、突然自然公園が現れることがあるのですが、規模も大きく手入れが行き届いています。ちょっとした近所の公園というよりは木が生い茂るくらいのレベルです。「ここで朝ジョギングしてエナジーを蓄えて、今日1日スタートしているのだなぁ、この人達は。」と思うと、今現実で仕事している自分のやり方に疑問を感じてしまいました。
人生、過ごし方改革が必要だと思う今日この頃です。
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